平山夢明著

「他人事」

 


他人事 (集英社文庫)

 

平山夢明。 ホラー小説や映画監督等、多方面で活躍している作家さん。

 

夏には、主演 藤原竜也、監督 蜷川実花で、代表作といっても過言ではない小説『Diner ダイナー』が実写映画化されるらしい。

 

この小説は、読む手がまったく止まらないとはこういう事だというほど中断するタイミングが難しく、一気に読み終えてしまった。

まるで、タランティーノの映画を小説で読んでいるような疾走感。

 

それを、本当に映画で見られることに。

 

原作を読んで脳内上映された『Diner ダイナー』超えを期待したい。

 

 

 

冒頭に紹介した「他人事」は、理不尽さや不条理さがすさまじく、読後感が不快極まりない。

 

全14話の短編からなるこの作品。

1話読み終えるごとに、「何でそんな事になるんだよ・・・」と、不幸なストーリーにどっと疲れる。

 

しかし、ついつい次の話に足を踏み込まずにいられないのは平山作品いつもの事。

 

 

自宅の本棚にはもちろん「平山夢明コーナー」がある。

 

が、もし平山作品が小説ではなく、漫画のような、その残酷さを視覚でとらえやすい媒体であったとしたら。

 

おそらく「平山夢明コーナー」はエッチ本さながらに押し入れの奥、いやさらに奥の方に陣取っているかもしれない。

 

間違って親にでも見られたら、エッチ本を見つけられるよりも、とんでもない目で見られそうだから。

 

それだけ、他人に見つかってはいけない世界が繰り広げられている(エロの要素はほとんどないのに、だ)のである。

 

----

ひとごと「他人事」とは

ひとごと【人事・他人事】

自分に関係ない事。他人に関する事。たにんごと。 「 −とすましてはいられない」 「まるで−のような顔をしている」

 

出典 三省堂

 

https://kotobank.jp/

 

----

約一ヶ月前になるが、池袋でクルマが暴走し、31歳の母親と3歳の長女が死亡した(事故現場は、俺がいつも青春(音楽以外のお金稼ぎ)中、通過する道路。今でも献花台には、花がたくさん手向けられている)。

 

その後も、立て続けに尊い人命が失われる事故が起こっている。

 

特に、幼い命が犠牲になったという報道を見ると、どうしょうもなくやるせない気持ちになる。

 

自動車が大衆化して約100年くらい。

 

これまで何度、こういう悲しい事を繰り返してきたんだろう。

 

思えば交通事故の当事者は、いつでも、いつの時代でも加害者も被害者も事故が起こる寸前までは、どちらも普段通りに生活していたのだ。

 

普段どおり、「おはよう」「行ってきます」と、愛する家族へ伝えていたであろう。

 

普段どおり、「今夜は〜して、明日は〜して」と、明日のこと、未来のことを考えていたであろう。

 

まさしく今の《自分》の状況ではないだろうか。

 

これは、「他人事」ではない。

 

 

----

最近、見つけた記事

 

歩行者の死亡事故ダントツの日本、ドライバー厳罰化で解決できない理由

https://diamond.jp/articles/amp/201713?display=b

 

詳しくは記事を見てほしいのだが、かかれている内容を端的にいうと、「日本社会、歩行者軽視しすぎ」ということ。

 

超、分かりやすい例が、本当良く見かける光景「日本では信号のない横断歩道で車が止まらないのが当たり前。」

 

 

記事内を引用すると

2016年、JAFが各都道府県で2ヵ所ずつ、全国合計94ヵ所で信号機のない横断歩道を通過する1万26台を対象に調査をしたところ、歩行者が渡ろうとしている場面で止まったのは757台(7.6%)だった。

 

身近にも信号のない横断歩道が存在するが、まあ、ほとんど止まらない。

 

先日は公共のバスでさえ、スピードが緩む素振りも見せず、通過していった。

 

 

ちなみに、道交法では

【道路交通法第38条 第1項】
車両等は、横断歩道又は自転車横断帯(以下この条において「横断歩道等」という。)に接近する場合には、当該横断歩道等を通過する際に当該横断歩道等によりその進路の前方を横断しようとする歩行者又は自転車(以下この条において「歩行者等」という。)がないことが明らかな場合を除き、当該横断歩道等の直前(道路標識等による停止線が設けられているときは、その停止線の直前。以下この項において同じ。)で停止することができるような速度で進行しなければならない。この場合において、横断歩道等によりその進路の前方を横断し、又は横断しようとする歩行者等があるときは、当該横断歩道等の直前で一時停止し、かつ、その通行を妨げないようにしなければならない。

このようになっている。

 

つまり、信号のない横断歩道付近は

 

歩行者や自転車がいるかいないか不明な時は徐行。

 

そして

 

横断、あるいは横断しようとしている歩行者等がいる場合は一時停止。

 

 

普段運転する身として思う。

 

このルールを守る事は、事故の悲しみを「他人事」にしない、まず自分が出来る一歩。

 

俺も守ります。

 

運転するみなさん、お願いします。

 

 

運命

 

ーーーーーーーーーーーー

 

●ロザンナ ライヴ情報

2019年7月7日(日)新大久保CLUB Voice

 

OPEN/16:00 START/16:30 ¥2000(2D別¥500)

 

詳細は

http://clubvoice.jp/smartphone/17anniver.html

まで。

 

★チケット予約

http://banban-banban.com/page007.html 

上記ページの、メールフォームよりお願いします。

〜チケットのご予約は、お名前、日付、枚数を記入の上、送信ください〜

---------

ロザンナ 運命

青鬼盤より 鬼ノ劇場

 

---------

阿野運命

 

 

twitter

https://twitter.com/yoshikazuano?s=09

 

facebook

https://m.facebook.com/profile.php?ref=bookmarks